Minecraft #4 バルタザール

 2021.6.3

 Netherに行って金塊を掘り、延棒にしてピグリンに投げる。金塊を掘り、延棒にしてピグリンに投げる。金塊を掘り、延棒にしてピグリンに投げる。金塊を掘り、延棒にしてピグリンに投げる.......。ひたすらコレを繰り返した後、ふと思い立って、マインクラフトをもうクリアしてしまおうと思った。そうすれば、新しい何かを楽しめるかもしれないから。
 ピグリンに襲われない服を着てご機嫌を取り、金を投げて褒美をもらう。さぁ、これに嫌気が差したなら、ピグリンに投げる代わりに金のリンゴを作りなさい。それを馬とロバに与えれば、ラバができる。ラバにはBalthazarと名付けよう。そういえば、バルタザールというのは、東方3賢人の一人だ。神性の象徴。まさに、このマインクラフトを支配するのにぴったりじゃないだろうか。
 さて、私はバルタザールを連れて旅に出た。エンダーアイを投げて、その方角に歩いた。しばらく往くと、エンダーアイは大海の方角を示すようになった。バルタザールは泳げまい。キリストの誕生を祝おうったって、まさか....いや、そもそもバビロニアからベツレヘムの間に海はないか。
 とにかく、バルタザールはこけしに繋いで、ボートでエンダーアイの示す方角に向かった。
 その先には、私が家を建てようとしていた山岳があり、さらに進むと山間に村があった。そして、エンドポータルは村の真下に生成した。
 慎重に掘り進めると、エンドポータルのある構造物に出会った。マインクラフトの世界で、プレイヤー以外が置いた松明があるのは、村とこの構造物だけだ。なんだか不思議な気分だ。

 

番犬Jotaroの日記

 野郎、俺をNetherに置いてけぼりにしやがって。俺がボロボロになりながらもスタープラチナでエンダーマンをボコボコにしているのを見て、“お座り“させやがった。死んで欲しくねえのはわかるが、俺は死ぬのなんか怖くねぇ。早く迎えに来やがれ、このヌケサクがっ!